不動寺は、平安時代に弘法大師によって 開かれた由緒あるお寺です。 大阪市の古地図には、北区曽根崎兎我野町に その名が記されていますが、 現在の地である豊中に移転してから、 約60年の歳月が経ちました。 ぜひ一度、足を運んで その歴史と境内の美しさを直接ご覧くださいませ。

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人形供養
2025.10.29

人形供養の正しい方法とは?豊中市で安心して供養できる寺院と手順

人形供養の正しい方法とは?豊中市で安心して供養できる寺院と手順

人形供養のやり方|正しい手順と注意点をわかりやすく解説

長年大切にしてきた雛人形やぬいぐるみ、思い出のこもった市松人形。
「捨てるのはかわいそう」「どうすれば供養できるの?」と悩む方も多いでしょう。

この記事では、人形供養のやり方や流れ、準備のポイント、費用の目安などを詳しく解説します。
心を込めてお人形に感謝を伝えるために、正しい手順を知っておきましょう。


■ 人形供養とは?なぜ必要なのか

人形供養とは、役目を終えた人形やぬいぐるみを、神社やお寺でお焚き上げや読経によって供養することをいいます。

日本では古くから、「物にも魂が宿る(付喪神の思想)」と考えられてきました。
特に人の形をした人形は「心を映すもの」とされ、粗末に扱うことを避ける文化があります。

子どもの成長を見守ってくれた雛人形や、思い出を共有したぬいぐるみに対して、
「今までありがとう」という気持ちを伝え、感謝とともにお別れするのが人形供養です。


■ 人形供養のやり方(基本の流れ)

人形供養は主に次の3つの方法があります。
ご自身の状況に合った方法を選びましょう。

① 寺院・神社での人形供養に持ち込む

もっとも一般的で安心なのが、お寺や神社に直接人形を持ち込んで供養してもらう方法です。

流れ:

  1. 供養を受け付けている寺社に事前連絡をする
  2. 受付日時や持ち物、費用を確認
  3. 人形を箱や袋にまとめて持参
  4. 当日、受付で申込みと供養料の納付
  5. 僧侶や神職による読経・祝詞のあと、お焚き上げ供養

寺院によっては「人形供養大法要」など年に1回の合同供養を行うところもあります。
個別にお願いできる場合もありますので、事前に確認しておくのが安心です。


② 郵送で人形供養を依頼する

遠方に住んでいたり、持ち込みが難しい場合は、郵送で受け付けてくれる寺院や専門業者を利用することも可能です。

流れ:

  1. 公式サイトなどから申込み
  2. 人形を梱包し、寺院・供養業者宛に発送
  3. 到着後、寺院で合同供養やお焚き上げが行われる
  4. 供養後に「供養証明書」や「お焚き上げ報告書」が届く場合もあり

最近では環境配慮のために「お焚き上げを行わない」ケースも増えています。
供養の方法(読経供養・焼納など)は申込み前に必ず確認しましょう。


③ 自宅でお清めしてから処分する

「近くに供養先がない」「費用をかけずに気持ちを込めて処分したい」という場合、
自宅でお清めをしてから自治体のルールに従って処分する方法もあります。

手順:

  1. 白い紙や布を敷き、その上に人形を並べる
  2. 手を合わせて「長い間ありがとう」と感謝を伝える
  3. 塩(粗塩)を3回ふりかけて清める
  4. 可燃ゴミとして出す(地域ルールに従う)

※この方法は「正式な供養」ではなく、あくまで気持ちを込めたお別れです。
大切な人形や思い入れの強いものは、寺院・神社での供養をおすすめします。


■ 人形供養の費用相場

供養料は寺社や供養方法によって異なりますが、目安は以下の通りです。

供養方法

費用相場

備考

寺社への持ち込み供養

3,000円〜5,000円

雛人形一式で一口の場合が多い

郵送供養

5,000円〜8,000円(送料別)

段ボール1箱あたりで設定されることが多い

個別供養

10,000円〜

お焚き上げや読経を個別で行う場合

※神社仏閣によっては「お気持ちで」とされていることもあります。


■ 人形供養の際に気をつけること

1. ガラスケース・飾り台は外して持ち込む

多くの寺社では「人形本体のみ」を受け付けています。
ガラスケースや台座は燃やせないため、事前に取り外して処分しておきましょう。

2. 供養対象になるか確認する

人形だけでなく、ぬいぐるみ・こけし・フランス人形・創作人形なども供養できる場合があります。
ただし、陶器製・金属製など燃えにくいものは不可の場合もあります。

3. 写真や手紙を添えるのもおすすめ

長年一緒に過ごした人形には、写真や手紙を添えて供養する方も増えています。
「ありがとう」「さようなら」といった気持ちを文字にすることで、心の整理にもなります。


■ 供養におすすめの時期

人形供養に決まった時期はありませんが、一般的に次のタイミングが選ばれています。

  • 3月・4月:雛人形を片づける時期
  • 9月〜11月:秋の供養祭が多い時期
  • お盆・お彼岸:先祖供養の季節

また、「人形供養大祭」など行事が開催される日を選ぶのもおすすめです。
合同法要では多くの人が参列し、荘厳な雰囲気の中でお別れできます。


■ まとめ:人形供養は「ありがとう」を伝える時間

人形供養は、単なる「処分」ではなく、「感謝とお別れの儀式」です。

長年見守ってくれた人形に「ありがとう」を伝えることで、心がすっと軽くなります。
大切なのは、どの方法を選ぶかよりも「気持ちを込める」こと。

無理のない方法で、思い出とともに丁寧にお別れしましょう。1. 受付方法

不動寺では、人形供養の受付を随時行っています。
事前に電話で申し込みをしたうえで、以下の方法で人形を納めます。

  • 直接持参する(受付時間:9:00〜17:00)

※ガラスケースや飾り台は供養対象外となることが多いため、必ず事前にお問い合わせください。


2. 供養の流れ

  1. 人形を受付にて預ける
  2. 僧侶が本堂にて読経・お焚き上げを実施
  3. 供養終了後はお礼参りも可能

人形はすぐに処分されるのではなく、必ず法要を経て丁寧にお焚き上げされます。


3. 供養料の目安

  • 人形・ぬいぐるみ(数体まで):5,000円
  • 雛人形一式・五月人形一式:5,000円〜

※人形の数や大きさによって変動します。詳細はお寺へお問い合わせください。


アクセス・基本情報

大聖山不動寺

  • 住所:大阪府豊中市宮山町4-7-2
  • 電話番号:06-6852-3008
  • 駐車場:あり
  • 最寄り駅:阪急宝塚線「豊中駅」よりバス、「宮山」バス停下車徒歩すぐ

自然豊かな環境にあり、落ち着いた雰囲気の中で人形供養をお願いできます。


人形供養を考えるタイミング

  • 雛人形や五月人形を飾らなくなったとき
  • 引っ越しや遺品整理で手放さざるを得ないとき
  • 思い出のぬいぐるみをどうしても捨てられないとき

こうしたときに、供養を通じて心を込めてお別れをすることで、後悔なく前に進むことができます。


まとめ

人形供養は、単なる「処分」ではなく、感謝の気持ちを込めたお別れ です。
平安時代の流し雛から続く伝統を受け継ぎ、現代では人形やぬいぐるみなども含めて供養する文化として広まっています。

豊中市の大聖山不動寺では、安心してお願いできる人形供養が行われており、供養を終えた後には「心がすっきりした」と多くの方が感じています。
大切にしてきた人形を手放すときには、ぜひ一度不動寺へ相談されてはいかがでしょうか。

人形供養Q&A|よくある質問と準備のポイント

人形供養を考えている方からよく寄せられる質問をまとめました。雛人形や五月人形、ぬいぐるみなど、大切にしてきた思い出の品を安心して手放すための参考にしてください。


Q1. どんな人形でも供養できますか?

A. 雛人形・五月人形・ぬいぐるみ・市松人形・フランス人形など、幅広い種類の人形を受け付けています。
ただし、多くのお寺や神社では ガラスケースや飾り台は対象外 となる場合が多いので注意が必要です。事前に確認してから持ち込むと安心です。


Q2. 人形の衣装や付属品も供養できますか?

A. 基本的には人形本体を中心に供養しますが、衣装や小物も一緒に受け付けてもらえることがあります。
ただし、大きな飾り台・ガラスケース・照明などは不可となることが多いので、取り外してから持参しましょう。


Q3. 供養に立ち会えますか?

A. 希望すれば立ち会い可能です。僧侶による読経やお焚き上げを直接見届けることで、人形への感謝の気持ちをより深めることができます。ご家族で参加される方も多いです。


Q4. 供養後に返却されるものはありますか?

A. 原則として人形は返却されません。すべてお焚き上げによって浄化されます。
ただし、「人形に付いていた小物だけは手元に残したい」といった希望があれば、事前に取り外しておくか、供養先に相談すると対応してもらえる場合があります。


Q5. 費用はいくらかかりますか?

A. 費用は人形の数や大きさによって変わります。目安は以下の通りです。

  • 人形・ぬいぐるみ(数体まで):約5,000円
  • 雛人形一式・五月人形一式:5,000円〜

寺院や神社によって金額が異なるため、詳細は直接お問い合わせください。


Q6. 宗派や信仰に制限はありますか?

A. 制限はありません。宗派を問わず、どなたでも人形供養を申し込むことができます。


人形供養 前の準備チェックリスト

供養をスムーズに進めるために、持ち込み前に以下の点を確認しておきましょう。

✅ 供養したい人形をまとめておく
✅ ガラスケース・木製台座・照明などは外しておく
✅ 衣装や小物は必要に応じて一緒にまとめる
✅ 思い出として残したい小物は事前に取り外す
✅ お寺に電話で日時・方法(持参か宅配)を確認する
✅ 供養料を事前に準備する

これらをチェックしておくことで、当日の受付もスムーズになり、安心して供養をお願いできます。


まとめ

人形供養は、単なる「処分」ではなく、長年そばにいてくれた存在に対する 「感謝のお別れ」 の儀式です。

豊中市の 大聖山不動寺 では、僧侶による読経とお焚き上げを通じて、人形を丁寧に供養してくれます。

役目を終えた雛人形や五月人形、ぬいぐるみを前に「どうしようかな…」と迷ったときは、ぜひ大聖山不動寺で心を込めたお別れをしてみてはいかがでしょうか。

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