日々の暮らしの中で、ふとした瞬間に思い出す小さないのち。
「あの子のために、きちんと手を合わせて供養してあげたい」
「でも、どこへ相談すればいいのか分からない」
「初めてのことで、お布施の相場や当日の作法が分からず不安……」
胸の奥にしまい込んだその想いは、親御さまにとって決して消えることのない深い愛情そのものです。
豊中市宮山町に位置し、箕面市や池田市、吹田市など北摂エリア各所からもアクセスの良い真言宗醍醐派「大聖山 不動寺(だいせいざん ふどうじ)」では、短い間であっても確かに宿った尊い命に対し、安らかな眠りと感謝を届ける水子供養を大切に執り行っております。

水子供養とは|小さないのちへ届ける感謝と祈り
水子供養(みずこくよう)とは、流産や死産、人工妊娠中絶、あるいは生まれて間もなく旅立たれた胎児・乳児の御霊(みたま)をご供養することです。
仏教において、親より先に旅立った小さないのちは、賽の河原(さいのかわら)で親を恋しがりながら石を積むと伝えられています。その幼い魂を慈悲の手で救い、あたた かく抱きとめて極楽浄土へ導いてくださるのが「水子地蔵菩薩(お地蔵さま)」です。
水子供養は、決してご自身を責めたり、悲しみを無理に忘れようとしたりするための儀式ではありません。
- 「短い間でも、お腹に来てくれてありがとう」
- 「あたたかい温もりを教えてくれてありがとう」
- 「どうか仏さまのおそばで、温かく見守られていてね」
このように、親御さまからお子さまへ純粋な感謝と祈りを届けることで、魂を安らかに導き、同時に親御さまご自身の心が少しずつ前を向くための大切な時間でもあります。
平安時代より続く祈りの地「大聖山 不動寺」
大聖山不動寺は、平安時代から続く歴史と伝統を持つ真言宗醍醐派の寺院です。
弘法大師(空海)の教えを汲む真言密教の道場として、千数百年の長きにわたり、地域の人々のさまざまな祈りや苦しみ、日々の願いを受け止めてまいりました。
当寺の境内は緑豊かな木々に囲まれ、街中の喧騒を忘れさせてくれる静寂が広がっています。本尊である不動明王の力強いご加護のもと、訪れる方が心静かに手を合わせ、ご自身の心や小さなお子さまと向き合える穏やかな祈りの空間を守り続けております。
水子供養のお布施・費用について
供養にあたってのご負担を少しでも和らげ、どなたでも気兼ねなくお参りいただけるよう、当寺ではお布施の目安を明確に定めております。
- 水子供養 お布施目安:5,000円
当寺では、高額な供養料を求めたり、追加の寄付等を強要したりすることは一切ございません。どなたさまも安心してお越しいただけます。
※供養の日時調整や個別供養のご相談、ご不明な点については、事前にお電話やお問い合わせフォームにてお気軽にご相談ください。
ご供養当日の流れ(目安:約20〜30分)
初めてご来寺される方でも安心してお参りいただけるよう、当日の基本的な流れをご案内いたします。
- 受付・控室へのご案内
お約束の時間にお越しいただき、受付を済ませます。お布施やお供え物をお預かりいたします。
- 本堂・祭壇へご案内
静かな本堂へお入りいただき、心を落ち着けてご着席いただきます。
- 読経・ご回向(えこう)
僧侶が心を込めて読経を行い、水子さまの御霊を仏さまのもとへ導く祈りを捧げます。
- ご焼香
僧侶の案内に合わせて、親御さまからお一人ずつ静かにご焼香を行っていただきます。手を合わせ、心の中でお子さまへ語りかけてあげてください。
- 法話・お見送り
読経ののち、僧侶より短いお話(法話)を申し上げ、ご供養は終了となります。

よくあるご質問(Q&A)
Q1. 当日はどのような服装でお参りすればよいですか?A. 普段着(平服)でお越しいただいて全く問題ございません。 喪服を新しく用意したり、着用したりする必要はございません。ただし、仏さまの前で心を静めて手を合わせる場となりますので、露出の多い服(短パンやキャミソールなど)や、極端に華美・派手な色柄、サンダル履きなどは避けていただくのが望ましいです。 黒、紺、グレー、白、ベージュなどの落ち着いた色合いを基調とし、清潔感のある襟付きシャツやスラックス、落ち着いたワンピース、ジャケットなど、いわゆる「きれいめの平服」をおすすめしております。履き物も歩きやすく控えめな靴をお選びください。
Q2. 持ち物や準備しておくべきものはありますか?A. 基本的には「お布施」があれば十分ですが、ご希望に応じてお供え物などもご持参いただけます。
- お布施(目安:5,000円〜) 郵便番号欄のない白い無地の封筒、または「御布施」と表書きされた封筒にお包みください。水引はなくても構いません。
- お数珠 (念珠) 普段お使いのものがあればご持参ください。宗派を問わずどのようなものでも結構です。お持ちでない場合も、無理にご用意いただく必要はございません。
- お供え物(任意) 「何か届けてあげたい」というお気持ちがございましたら、以下のようなものをお持ちいただくことも可能です。
- エコー写真や手書きのお手紙
- お子さま向けのお菓子、ジュース
- 小さな生花
- 小さなぬいぐるみやベビー用のおもちゃ
※お供えされたお写真やお手紙の取り扱い(ご一緒にお焚き上げするか、お参り後にお持ち帰りいただくか等)については、当日受付にてご案内いたします。
Q3. 一人でお参りに行っても大丈夫でしょうか? 周りの目が気になります。A. もちろん、お一人でも安心してお越しください。 当院(当寺)へのお参りは、ご夫婦やご家族揃ってお見えになる方だけでなく、お母さまお一人、あるいはお父さまお一人で静かに手を合わせに来られる方が数多くいらっしゃいます。 プライバシーに配慮した個別のご案内や、静かにお祈りいただける環境作りに努めておりますので、周囲の目を気にされる心配はございません。ご自身の心と向き合い、無理のないペースで穏やかにお過ごしください。
Q4. 過去の出来事で何年も経っていますが、今からでも供養できますか?A. 何年、何十年が経過していても、決して「遅すぎる」ということはございません。 「当時は心や体の余裕がなく、お参りできなかった」「何年経っても心のどこかでずっと気になっていた」「生活が落ち着き、ようやく前を向いて向き合えるようになった」と、長い年月を経てからご相談・ご来院される方は非常に大勢いらっしゃいます。 ご供養において最も大切なのは、月日の長さではなく「お子さまを思い出し、手を合わせたい」と願う今のお気持ちです。そのお気持ちが芽生えたときこそが、お子さまにとっても最もふさわしいご供養の節目となりますので、どうぞ遠慮なさらずにお越しください。
Q5. 予約は必要ですか? 当日の所要時間はどれくらいですか?A. 心を込めて丁寧にご案内するため、事前のご予約をおすすめしております。
- ご予約について:個別で静かにお参りいただけるよう、日時のお打ち合わせ(Webまたはお電話)をお願いしております。空き状況によっては当日のご連絡でも対応可能な場合がございますので、一度お問い合わせください。
- 所要時間:読経やご案内を含め、全体でおおよそ30分〜40分程度を目安としております。お参りの後に少し気持ちを落ち着けていただける待合スペースもご用意しております。
Q6. 宗旨や宗派が違っても供養をお願いできますか?A. 宗派を問わず、どなたでもお参りいただ けます。 当院(当寺)の宗旨宗派にかかわらず、過去の宗旨・信条を問わずどなたからのご供養も広くお受けしております。檀家に入っていただく必要や、今後の法要を義務付けるようなことも一切ございませんので、どうぞご安心ください。
交通・アクセスのご案内
豊中市内はもちろん、箕面市・池田市・吹田市・大阪市内など北摂近隣からもアクセスしやすい立地にございます。
- 寺院名:真言宗醍醐派 大聖山 不動寺(だいしょうざん ふどうじ)
- 所在地:〒560-0056 大阪府豊中市宮山町4丁目7-2
- Googleマップ:[大聖山不動寺をGoogleMapで表示]
電車・タクシーをご利用の場合
- 阪急箕面線「桜井」駅 より徒歩約14分
- 大阪モノレール「柴原阪大前」駅 より徒歩約18分
- 阪急宝塚線「豊中」駅 よりタクシーで約8分
- 北 大阪急行・大阪モノレール「千里中央」駅 よりタクシーで約15分
お車でお越しの場合
- 大阪市内・新御堂筋方面より:新御堂筋線(国道423号)を北上、千里中央より中央環状線経由で池田方面へ
- 京都・高槻方面より:名神高速道路「吹田IC」出口より、中央環状線を池田方面へ約4km
- 兵庫・空港方面より:阪神高速11号池田線「大阪空港」出口より守口方面へ
(※大型バスでお越しの際は、事前に道路通行許可が必要です)
おわりに|一人で抱え込まず、安らぎのひとときを
水子さまのことを思い出すとき、悲しさや後悔に包まれてしまうこともあるかもしれません。
けれど、お子さまにとって一番の願いは、お父さま・お母さまが笑顔で心安らかに過ごされることです。
「生まれてきてくれてありがとう」というあたたかな感謝の祈りを届けることで、親御さまの胸の重荷が少しでも軽くなり、明日への一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
境内はいつでも静かに皆さまをお迎えいたします。どうぞ肩の力を抜いて、お気軽にご相談・ご来寺ください。









