
不動寺は、平安時代に弘法大師によって 開かれた由緒あるお寺です。 大阪市の古地図には、北区曽根崎兎我野町に その名が記されていますが、 現在の地である豊中に移転してから、 約60年の歳月が経ちました。 ぜひ一度、足を運んで その歴史と境内の美しさを直接ご覧くださいませ。

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大阪の厄除けスポット、滝谷不動尊の隠れた魅力

大阪府富田林市にある瀧谷不動尊(たきだにふどうそん)は、「日本三不動」の一つとして知られる、由緒正しき真言宗のお寺です。
厄除け・目の病気回復・商売繁盛など、様々なご利益を求めて多くの人々が参拝に訪れる、南河内屈指の霊場でもあります。
この記事では、瀧谷不動尊の歴史・ご利益・護摩祈祷・年中行事・自然風景・アクセス方法まで、詳しくご紹介します。
初めての参拝でも安心して訪れられるように、見どころや豆知識も盛り込んでいます。
🏯 瀧谷不動尊とは?|弘法大師が開いた、国家安泰を願う道場
瀧谷不動尊の歴史は、今から約1,200年前の**平安時代・弘仁12年(西暦821年)**にさかのぼります。
真言宗の宗祖・**弘法大師(空海)**が、国家の安全と国民の幸福を祈願するために開かれたのがこの道場の始まりです。
開山当時からこの地は霊験あらたかな聖地とされ、信仰を集めてきました。
特に「不動明王」を本尊とする祈願寺として、厄除けや災難除けを願う多くの人々の信仰を集めています。
🧘 ご本尊「不動明王」とは?|火焔に包まれた怒りの仏
瀧谷不動尊の中心には、**不動明王(ふどうみょうおう)**がお祀りされています。
不動明王は五大明王の中心仏で、煩悩や災いを断ち切り、正しい道へ導く力を持つとされる守護仏です。
国指定重要文化財の御三体仏
瀧谷不動尊のご本尊である不動明王像、そして脇侍である矜羯羅童子(こんがらどうじ)・**制吒迦童子(せいたかどうじ)**は、「大師一刀三礼(いっとうさんらい)」によって彫られたと伝えられています。
これは、弘法大師が一刀ごとに三礼(深い礼拝)をして刻んだという、非常に厳粛な作法。
この三体すべてが国の重要文化財に指定されており、霊的なご神体としても非常に格の高い存在です。
🔥 護摩祈祷とは?|迷いや災厄を焼き尽くす「炎の法要」
瀧谷不動尊の大きな特徴が、**毎日欠かさず行われている「護摩祈祷(ごまきとう)」**です。
護摩とは、密教の修法のひとつで、壇上で護摩木(ごまぎ)を焚き上げ、火の力によって願いを届け、邪気を払い清める修行のこと。
参拝者は祈願を込めた護摩木を奉納し、不動明王のご加護をいただきます。
とくに厄年・病気平癒・交通安全・商売繁昌・受験合格など、人生の節目や悩み事があるときには、この護摩祈祷が強い力を発揮すると信じられています。
👁 ご利益の幅が広い!「芽が出る」お不動さん
瀧谷不動尊は、「芽の出るお不動様」とも呼ばれています。
この「芽」は、目の「眼」ともかけられており、目の病気の回復や視力の改善に霊験あらたかであると信じられています。
現代でも、目の不調に悩む人が遠方からお参りに来るほどの人気を集めています。
また、芽=出世・成長・発展という意味も持ち、商売繁盛・開運成就・出世祈願など、幅広いご利益が期待されています。
🎐 四季折々に変化する自然美と静寂
瀧谷不動尊のもうひとつの魅力は、その自然環境の美しさです。
山に囲まれた静かな環境にあり、春は桜、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の表情を楽しむことができます。
また、参道沿いには川が流れており、せせらぎの音が心を癒やしてくれます。
都会の喧騒を忘れ、心をリセットしたい方にもぴったりの癒し空間です。
🐟 伝統行事「どじょう流し」って何?
瀧谷不動尊では、他の寺院ではあまり見られないユニークな行事があります。
それが「どじょう流し」という信仰行事。
古くから「目の病気が治るように」と、どじょうを川に流して願掛けをしたことに由来しています。
今では実際にどじょうを流す風習は行われていませんが、信仰は形を変えて残っており、目の健康を願う人々の信仰を今に伝えています。
🎉 年中行事も充実|毎月の「月例祭」は地元の風物詩
毎月第4日曜日に開催される「月例祭(がつれいさい)」は、瀧谷不動尊最大の定例行事。
護摩祈祷に加え、境内には多くの露店が並び、まるで縁日のような賑わいを見せます。
祈祷を受けたあと、家族や友人と屋台でおやつを買ったり、のんびり境内を散策したりと、参拝と娯楽の融合空間として、幅広い年代の人々に親しまれています。
📍 アクセス・基本情報
所在地
〒584-0058 大阪府富田林市彼方1762
電話番号
0721-34-0028
アクセス方法
- 電車:近鉄長野線「滝谷不動駅」から徒歩約10分
- 車:近隣に無料駐車場あり(普通車多数可)
拝観時間・祈祷受付
- 本堂拝観:8:30〜16:30
- 護摩祈祷:随時受付(できれば事前に確認を)
- 予約:不要だが、団体・個別祈祷は予約推奨
✅ まとめ|厄除け・目の病気・商売繁昌…多彩なご利益を授かるなら「瀧谷のお不動さん」へ!
瀧谷不動尊は、祈願成就を願う人々にとっての力強い味方です。
1200年の歴史を誇る霊場でありながら、今も地元や全国から多くの信仰を集め続けています。
自然と一体になれる空間で、日々の煩悩や迷いを清め、新しい一歩を踏み出すきっかけを得てみませんか?
🌟 おすすめの訪問シーン
- 厄年や年始の厄除け祈願に
- 視力・眼病の平癒を願って
- 受験・就職・転職の開運祈願に
- 商売繁盛を願うビジネスの節目に
- 自然の中でリフレッシュしたい休日に
大聖山不動寺とは?その歴史とご利益、厄除け祈願の魅力に迫る【豊中市の古刹】
■ 平安時代創建の由緒ある古寺|弘法大師ゆかりの聖地
大阪府豊中市宮山町に鎮座する「大聖山不動寺(だいしょうざん ふどうじ)」は、真言宗醍醐派に属する古刹で、平安時代に弘法大師・空海が開山したと伝わる由緒正しい寺院です。
平安の時代から千年以上にわたり、地域の人々の心のよりどころとして親しまれてきたこのお寺は、現代でも多くの参拝者が訪れる霊験あらたかな祈願所。特に「厄除け」「開運」「病気平癒」など、人生の節目や不安なときに訪れる方が多く、密教の力強い加持祈祷が評判を呼んでいます。
本堂の厳かな雰囲気と、緑に包まれた静かな境内は、訪れるだけでも心が整うような安心感に満ちており、近年では若い世代や子連れファミリーの参拝も増えています。
■ ご本尊は「五大力明王」|災厄除けと煩悩消滅の象徴
大聖山不動寺の本尊として祀られているのは、密教における強大な守護神「五大力明王(ごだいりきみょうおう)」です。
五大力明王とは、次の五尊からなる明王群の総称です:
- 不動明王(中央):一切を断ち切る火焔の王。動じない信念と慈悲の力を象徴。
- 降三世明王(南):三界の煩悩を打ち砕き、貪欲や嫉妬を滅す。
- 大威徳明王(西):怨敵調伏・戦勝祈願など強い守護力を持つ。
- 軍荼利明王(東):毒を制し、病を除き、浄化を促す。
- 金剛夜叉明王(北):悪を砕く剛力と、悪縁を断つ象徴。
これらの明王は四方と中央を守護し、あらゆる方向からの災厄や障害、悪縁から信者を守る存在です。
■ 圧倒的なご利益|五大力明王の加護で人生を好転へ
五大力明王の祈願には、次のような強力なご利益があるとされています:
- ✅ 厄除け・災厄除け
- ✅ 無病息災・病気平癒
- ✅ 家内安全・交通安全
- ✅ 商売繁盛・金運上昇
- ✅ 良縁成就・悪縁断ち切り
- ✅ 受験合格・心願成就
- ✅ 縁切り祈願・人間関係の浄化
これらの加護を得るために、大聖山不動寺では護摩祈祷(ごまきとう)が行われており、特に厄年や新年には多くの人々が訪れます。
■ 密教の秘法「護摩祈祷」|炎の浄化で厄を焼き尽くす
▶ 厄除け祈祷の中心儀式「護摩祈祷」
大聖山不動寺で最も人気のある祈願法が「護摩祈祷」です。これは、真言密教に伝わる秘法の一つで、不動明王の前にて護摩壇(ごまだん)を築き、炎を焚き上げて悪運や煩悩を焼き尽くし、願いを成就させるとされる儀式です。
🔥 炎は「業火(ごうか)」と呼ばれ、内に秘めた迷いや執着、外からの邪気・悪縁をことごとく焼き払ってくれます。
▶ 祈祷の流れ(目安)
- 受付:本堂前または寺務所にて申込(事前予約がおすすめ)
- お清め:手水や簡単なお清め
- 護摩供養:僧侶が読経しながら護摩木を焚く
- 祈祷札授与:お札やお守りの授与
所要時間は30~40分程度。終わった後は、境内でのんびり参拝や、併設のお地蔵さんや動物慰霊碑などをお参りするのもおすすめです。
■ 年間行事と厄除け関連イベント【2025年最新版】
大聖山不動寺では、1年を通して多くの仏教行事が開催されており、なかでも厄除け・開運に関連したイベントが人気です。
行事名
開催日
内容・特徴
元旦護摩祈祷
1月1日・2日・3日(午前8時/11時/午後2時)
新年の家内安全・開運厄除け祈願
とんど焼き護摩
1月15日(午前11時)
古いお守りや正月飾りを焚き上げて浄化
節分星まつり
2月3日(午前11時)
節分の厄除け特別護摩。星まつり法要も同時開催
月例不動護摩祈願
毎月8日(午後2時)
定例の護摩法要。不動明王のご縁日に開催
これらの法要には多くの参拝者が訪れ、厄除け祈願だけでなく、家族の健康や事業繁栄、良縁成就など様々な願いを託す場となっています。
■ 厄除け祈祷の料金・予約方法・参拝の心得
▶ 祈祷料金の目安
- 個別祈祷料:5,000円〜
- ご希望の内容や祈願札のサイズによって料金が変わる場合があります
- 家族・団体での同時祈祷も可能
▶ 予約方法と注意点
- 電話予約:06-6855-0079
- または、直接寺務所で申し込み(事前が安心)
- 節分前後(1月中旬〜2月初旬)は混雑必至。早めの予約を
- 服装は過度にカジュアルでない、清潔なものをおすすめします
■ アクセス・基本情報
項目
詳細
寺院名
大聖山不動寺(だいしょうざん ふどうじ)
所在地
大阪府豊中市宮山町4-7-2
電話番号
06-6855-0079
最寄駅
阪急宝塚線「桜井駅」より徒歩約15分
駐車場
境内に無料駐車場あり(約10台)
参拝時間
午前9時〜午後5時(行事により変動)
このように、大聖山不動寺は「厄除け・開運」の祈願にふさわしい歴史と実績を持つ、信仰の厚い寺院です。2025年の新年や厄年を迎えるにあたり、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?



