大仏師・松本明慶先生に学ぶ
「松本明慶彫刻塾 生徒作品展」開催のお知らせ
大阪府豊中市にある真言宗醍醐派の寺院
大聖山不動寺 にて、
大仏師・松本明慶先生のもとで学ぶ塾生による
「松本明慶 生徒作品展」 が開催されます。
開催日は、
10月10日(土)・11日(日)の二日間。
日々、仏さまと向き合いながら彫刻に励む塾生たちが、心を込めて制作した作品を一堂に展示いたします。
木の香りが漂う空間の中で、一刀一刀に込められた祈りや想いを、ゆっくりと感じていただける貴重な機会です。
仏像彫刻に馴染みのない方でも、間近で作品をご覧いただくことで、仏教美術の奥深さや、手仕事の温もりを感じていただけます。
作品展について
開催日時
令和8年
- 10月10日(土)
- 10月11日(日)
会場
大聖山不動寺
内容
- 仏像彫刻作品展示
- 木彫作品展示
- 塾生による制作作品公開
- 仏像彫刻塾紹介
- 特別講演開催
塾生それぞれの“祈り”が込められた作品たち
仏像彫刻は、単なる「木彫作品」ではありません。
木と向き合い、仏さまのお姿を彫り進める中で、自分自身の心とも向き合っていく――
それが仏像彫刻の大きな魅力です。
今回展示される作品には、塾生一人ひとりの歩みや想いが込められています。
初めてのみ仏を彫り上げた作品。
長年学び続けて到達した繊細な表現。
荒彫りの力強さ。
穏やかな表情に込められた慈悲。
同じ題材でも、彫る人によって表情や空気感が大きく異なるのも、仏像彫刻ならではの魅力です。
ぜひ会場で、作品から伝わる“祈りの温度”を感じてみてください。
特別講演開催
大仏師・松本明観先生のお話を直接聞ける貴重な機会
10月11日(日)13時からは、
大仏師・松本明観先生による特別講演を開催いたします。
特別講演
- 日時:10月11日(日)13時〜
- 会場:大聖山不動寺
仏像の見方や魅力、 仏教の教え、仏師という仕事についてなど、初心者の方にも分かりやすく、楽しくお話しいただきます。
「仏像は難しそう」
「お寺にあまり馴染みがない」
そんな方でも安心して楽しめる内容となっております。
実際に仏像制作に携わる仏師のお話を直接聞ける機会は大変貴重です。
ぜひお気軽にご参加ください。
仏像彫刻塾のご紹介
大聖山不動寺では、
大仏師・松本明慶先生とのご縁により、仏像彫刻塾を開講しております。
講師を務めるのは、松本明慶工房の仏師陣。
仏像彫刻の基礎から応用まで、本格的な技術を学びながら、木と向き合い、一刀一刀丁寧に作品を制作していきます。
仏像彫刻とは「心を整える時間」
仏像彫刻というと、特別な技術や経験が必要と思われる方も多いかもしれません。
しかし実際には、初心者から始められる方も多く、
- 木に触れる時間が好き
- 手仕事に没頭したい
- 仏さまに興味がある
- 心を落ち着かせる時間が欲しい
- 新しい趣味を始めたい
という理由で参加される方も増えています。
静かな空間の中で木を彫る時間は、忙しい日常を離れ、自分自身と向き合う大切なひとときになります。
「無心になれる」
「心が落ち着く」
「気持ちが整う」
と話される塾生の方も多く、仏像彫刻を通して人生の楽しみや生きがいを見つけておられます。
初心者の方でも安心
仏像彫刻塾では、初心者の方でも安心して学べるよう、仏師陣が丁寧に指導いたします。
最初は彫刻刀の持ち方から始まり、
- 木の扱い方
- 彫り方の基本
- 仏さまのお顔の作り方
- 衣の流れ
- 全体のバランス
など、段階的に学ぶことができます。
経験者の方には、より高度な技法や表現についても学んでいただけます。
年齢を問わず参加できるため、長年通われている方も多数おられます。
見学も可能です
「いきなり参加するのは不安…」
「まずは雰囲気を見てみたい」
という方のために、見学も受け付けております。
実際の制作風景や教室の空気感をご覧いただくことで、仏像彫刻の魅力をより身近に感じていただけます。
お気軽にお問い合わせください。
仏像彫刻塾 詳細
講師紹介
大仏師・松本明慶先生
松本明慶は、1945年(昭和20年)6月23日、京都市生まれ。
慶派の流れを汲む椿井仏所の系譜に連なる、日本を代表する現代仏師の一人であり、「平成の名仏師」として広く知られています。
1962年に仏師を志し、1964年には京佛師・野崎宗慶師に師事。
以来、数多くの名仏を世に送り出し、日本各地の寺院へ仏像を納めてこられました。
国内外で高く評価される仏師
これまでに、
- 高野山金剛峯寺
- 比叡山延暦寺
- 仁和寺
- 石山寺
など、日本を代表する名刹へ数多くの仏像を納佛。
さらに、フランスの
ギメ美術館(ルーブル美術館東洋別館)所蔵佛像百体の修復にも携わるなど、海外でも高く評価されています。
主な功績
近年では、
- 高野山開創1200年記念 中門再興事業 四天王大佛納佛
- 滋賀県 石山寺への弥勒菩薩像納佛
- 東京 増上寺への徳川家康像納佛
など、大規模な仏教美術事業にも携わっておられます。
1991年には総本山より「大佛師」の号を拝命。
また、
- 京都府文化賞功労賞
- 京都市文化功労賞
- 和歌山県文化功労賞
など多数受賞され、日本仏教美術界を代表する存在として高い評価を受けています。
さらに親子三代にわたり「大佛師」の号を継承され、日本の仏像彫刻文化を現代へ伝え続けておられます。
不動寺と松本明慶先生のご縁
大聖山不動寺では、
松本明慶先生がお造りになった仏さまを、護摩堂・観音堂にお祀りして おります。
木の温もり、やわらかな表情、そして静かに漂う祈りの空気。
参拝者の中には、
「見ているだけで心が落ち着く」
「自然と手を合わせたくなる」
と話される方も多くおられます。
毎月の縁日や法要の際には参拝いただけますので、ぜひ実際にその空気感に触れてみてください。
仏像彫刻を通して、仏さまとご縁を結ぶ
仏像彫刻を学ぶことは、単なる技術習得ではありません。
木を彫りながら、自分自身の心と向き合い、静かに祈る時間でもあります。
慌ただしい現代だからこそ、
“無心になれる時間”を求めて仏像彫刻を始める方も増えています。
作品展では、そんな塾生たちの歩みや想いをご覧いただけます。
ぜひこの機会に、
大聖山不動寺へお越しください。
よくある質問(FAQ)
Q. 仏像彫刻がまったく初めてでも、本当に大丈夫ですか?
はい、まったく問題ございません。
大聖山不動寺の仏像彫刻塾には、初心者から始められた方が数多く参加されています。
「彫刻刀を持つのも初めて」
「絵や工作も得意ではない」
「不器用だから不安」
という方も少なくありません。
ですが、仏像彫刻は“上手さ”だけを競うものではなく、木と向き合い、心を込めて彫ることを大切にしています。
最初は簡単な基礎から始め、松本明慶工房の仏師陣が丁寧に指導いたしますので、少しずつ安心して学んでいただけます。
「最初は自信がなかったけれど、今では毎月通うのが楽しみになった」
という声も多くいただいております。
Q. どのような雰囲気の教室ですか?
教室内は、とても落ち着いた穏やかな空間です。
木を彫る音が静かに響き、集中して制作される方、先生に相談しながら進める方、それぞれが自分のペースで仏像彫刻に向き合っています。
「厳しい職人の世界」というイメージを持たれる方もおられますが、実際には和やかな雰囲気で、初心者の方も馴染みやすい教室です。
また、年代も幅広く、
- 仕事帰りに通われる会社員の方
- 定年後の趣味として始められた方
- 仏像や仏教に興味を持った女性の方
- 木彫を長年続けている経験者の方
など、さまざまな方が参加されています。
共通しているのは、「仏像彫刻が好き」という気持ちです。
Q. 仏教の知識がなくても参加できますか?
もちろん可能です。
「お寺に詳しくない」
「宗派もよく分からない」
「仏像の名前も知らない」
という方でも安心してご参加いただけます。
実際には、仏像彫刻を学ぶ中で自然と仏さまへの理解が深まり、
「この仏さまにはこんな意味があるんだ」
「表情にはこういう意味が込められているんだ」
と、少しずつ興味が広がっていく方が多くおられます。
知識よりもまず、“仏さまを彫ってみたい”というお気持ちが大切です。
Q. 女性一人でも参加しやすいですか?
はい、女性お一人で参加される方も多数おら れます。
近年では、
- 心を落ち着ける趣味を探している
- 写経や仏教文化に興味がある
- 木に触れる時間に癒やされたい
- 自分だけの時間を持ちたい
という理由から、女性の参加者も増えています。
仏像彫刻というと男性中心のイメージを持たれることがありますが、実際には女性ならではの繊細な表現や、やわらかな仏さまのお顔を制作される方も多くいらっしゃいます。
Q. 年齢的に今から始めても遅くないでしょうか?
そのような心配は必要ありません。
仏像彫刻は、年齢に関係なく長く続けられる趣味のひとつです。
実際に、
- 50代から始められた方
- 定年退職後に始められた方
- 70代になってから木彫を始められた方
もおられます。
「人生の後半で、ようやく自分の好きなことに出会えた」
と話される方も多く、年齢を重ねたからこそ深まる表現や祈りの形があります。
Q. どんな作品を作るのでしょうか?
塾では、仏像を中心にさまざまな木彫作品を制作しています。
代表的なものとして、
- 不動明王
- 観音菩薩
- 地蔵菩薩
- 弘法大師
- 吉祥天
- 干支作品
- 小仏
- レリーフ作品
などがあります。
初心者の方は基礎作品から始め、経験を積みながら徐々に本格的な仏像制作へ進んでいきます。
作品展では、それぞれの塾生の個性や想いが表れた作品をご覧いただけます。
Q. 仏像彫刻は難しそうですが、続けられるでしょうか?
多くの方が最初は同じ不安を持たれています。
ですが、仏像彫刻は「完成までの時間」も大切な修行のようなものです。
少しずつ木を彫り進めながら、
- 焦らないこと
- 集中すること
- 心を整えること
を自然と学んでいきます。
「完成を急がず、自分のペースで続けられる」
という点も、長く続けられる理由のひとつです。
Q. 見学だけでも大丈夫ですか?
はい、もちろん可能です。
実際に見学へ来られてから入会される方も多くおられます。
教室の空気感や、木を彫る音、仏師陣の指導風景を見て、
「こんな静かな時間を過ごしてみたい」
と感じられる方も少なくありません。
まずはお気軽に見学へお越しください。
参加者・塾生の体験談
「仕事と家の往復だった毎日に、“自分の時間”ができました」(50代・男性)
会社勤めを続ける中で、仕事以外に夢中になれるものを探していました。
そんな時に、大聖山不動寺の仏像彫刻塾を知り、見学へ。
最初は「自分にできるのかな」と不安 でしたが、先生方がとても丁寧で、初心者にも分かりやすく教えてくださったので安心しました。
木を彫っている時間は、スマホも仕事も忘れて集中できます。
毎月ここへ来る時間が、自分自身を整える大切な時間になっています。
「仏さまのお顔を彫っていると、不思議と心が穏やかになります」(60代・女性)
昔から仏像を見るのが好きでした。
旅行先でもお寺へ行くことが多く、「いつか自分でも彫ってみたい」と思っていました。
実際に始めてみると、想像以上に奥が深く、特に仏さまのお顔を彫る時には、自分の心の状態がそのまま表れるように感じます。
焦っている時は表情も硬くなり、落ち着いている時は自然と穏やかなお顔になる。
仏像彫刻を通して、自分自身と向き合っている感覚があります。
「作品展で涙が出そうになりました」(40代・女性)
初めて作品展を見に行った時、木から生まれた仏さまたちの表情に圧倒されました。
塾生の作品と聞いて驚きましたが、それぞれに個性があり、“手作り”という言葉では表せない温かさを感じました。
会場全体に静かな祈りの空気が流れていて、気づけば長い時間作品を見入っていました。
その後すぐに見学を申し込み、現在は塾生として通っています。
「定年後に新しい生きがいができました」(70代・男性)
退職後、家で過ごす時間が増え、「何か続けられる趣味が欲しい」と思っていました。
そんな時に仏像彫刻塾を知り、軽い気持ちで見学へ。
木を彫る音、集中して制作する皆さんの姿を見て、「ここなら続けられるかもしれない」と感じました。
最初は小さな作品から始まりましたが、今では仏さまのお顔を彫る時間が何より楽しみです。
作品展に自分の作品を並べられた時は、本当に感動しました。
「“祈り”を形にする感覚があります」(60代・女性)
ただ木を削るだけではなく、仏さまをお迎えする気持ちで制作しています。
教室で静かに木と向き合っていると、不思議と心が落ち着きます。
忙しい毎日の中で、こういう時間は本当に大切だと思います。
作品が完成した時には、「作った」というより、「彫らせていただいた」という感覚になります。
「同じ仏像でも、人によって全然違う表情になるのが面白いです」(50代・男性)
作品展では他の塾生の作品を見ることができ、とても刺激になります。
同じ不動明王でも、力強い表情の作品もあれば、優しい表情の作品もある。
彫る人の心や個性が、そのまま作品に表れるところが仏像彫刻の魅力だと思います。
毎年作品展を見るたびに、「また頑張ろう」という気持ちになります。
仏像彫刻と祈りの世界に触れる二日間
大聖山不動寺で開催される「松本明慶 生徒作品展」。
塾生一人ひとりが、長い時間をかけて向き合い、祈りを込めて制作した作品が並びます。
会場では、木の香り、静かな空気、仏さまの表情など、写真では伝わらない“空気感”を感じていただけます。
仏像が好きな方はもちろん、
- 仏教文化に興味がある方
- 木彫作品が好きな方



