【2025年最新版】豊中市・北摂エリア（豊中市・大阪市・吹田市・箕面市・池田市）で人形供養・遺品供養してくれる神社・お寺まとめ

大切な人形やぬいぐるみに「ありがとう」を。心を込めたお別れを考えるあなたへ

長年寄り添ってくれた人形やぬいぐるみ、大切な思い出とともに眠る遺品たち——その処分に、心を痛めていませんか？

雛人形や五月人形、もらいもののぬいぐるみ、手作りのお守り人形など、見た目はモノであっても、私たちにとってはかけがえのない「想い出の証」です。幼いころからずっと大切にしていたり、家族の節目で飾ったり、あるいは亡き人の想いを受け継いだ品物であったりと、それぞれに物語があります。

しかし、引っ越しや終活、遺品整理、断捨離のタイミングで手放さざるを得なくなることもあります。そんなとき、多くの方が「捨てるのは忍びない」「せめて心を込めて供養してから別れたい」と考えるようになりました。

人形供養・遺品供養とは？

人形供養とは、単なる処分ではなく、人形やぬいぐるみ、写真や衣類などに対して**「ありがとう」「お疲れさまでした」と感謝を伝えながらお別れする儀式**です。僧侶や神職の読経や祈祷によって、「魂抜き（たましいぬき）」や「浄化」を行い、モノに宿った気持ちを丁寧に送り出します。

近年では、遺品整理の一環として故人の持ち物を供養する**「遺品供養」**も注目されており、家族の心の整理を手伝う重要な儀式として広まっています。

「モノに魂が宿る」という日本の心

日本には古くから「付喪神（つくもがみ）」という考え方があります。長く使った道具や物品には魂が宿るというもので、特に人の形をした人形には、より強い念がこもると信じられてきました。だからこそ、乱雑に扱ったり、ゴミとして捨てたりすることに抵抗を覚える方が多いのです。

人形供養は、そんな日本の精神文化に根ざした風習であり、自分の気持ちにも、そして大切なモノにも「けじめ」をつける行いです。

北摂エリアで広がる「心の供養文化」

大阪府北部に位置する北摂エリア（豊中市・吹田市・箕面市・池田市・大阪市北部）は、古くから人々の信仰が息づく地域です。交通の便もよく、地元の神社やお寺では、人形供養・遺品供養の受付を年間通して行っているところが多くあります。

特に豊中市や吹田市には、丁寧な祈祷を行うことで知られる真言宗の古刹や、合同供養から個別供養まで対応してくれる寺院が点在しています。中には宅配供養に対応している施設もあり、遠方からでも依頼できるのが嬉しいポイントです。

また、箕面市・池田市といった自然に恵まれたエリアでは、森の中で静かに供養を行う寺院もあり、環境や心に配慮した「やすらぎの場」としても人気を集めています。

この記事でわかること

この特集記事では、2025年最新の情報をもとに、北摂エリアで人形供養・遺品供養を行っている主な神社・お寺・会館を一挙にご紹介しています。
以下のような項目を中心に、どなたでも比較しやすい形でご案内します：

• 各施設の基本情報（住所・アクセス・電話番号）
• 供養のスタイル（合同／個別／護摩祈祷など）
• 受付方法（持ち込み／郵送／予約制）
• 供養料金の目安
• 開催時期（年間通して受付／年1回の供養祭など）
• 口コミや評判（ネットでの声や利用者の体験談）

また、「どんなふうに申し込めばいいの？」「人形以外でも供養してもらえるの？」といったよくある質問や、「供養後の人形の行方」「御札や祈祷証明などの有無」なども解説しています。

人形供養を検討している方へ｜こんな方におすすめです

• 実家の片付けで、大量の人形・ぬいぐるみをどうするか悩んでいる方
• 遺品整理で故人の愛用品（服・写真・手紙など）を丁寧に送り出したい方
• 子どもが大切にしていたぬいぐるみや雛人形を手放す必要がある方
• 自宅供養からお焚き上げまできちんとした手順で行いたい方
• 感謝を伝えて、心の区切りをつけたいと願うすべての方

豊中市で人形供養・遺品供養ができる場所【詳細ガイド】

【大聖山不動寺（だいしょうざんふどうじ）】

心を込めた護摩供とお焚き上げが評判の古刹

• 形式： 寺院（真言宗醍醐派）
• 供養料： 5,000円〜（みかん箱サイズ程度）
• 住所： 豊中市宮山町4-7-2
• 電話番号： 06-6855-0079
• 受付方法： 電話にて予約・持参

「豊中不動尊」とも呼ばれ、厄除け・水子供養でも広く知られる大聖山不動寺。こちらの人形供養では、真言密教ならではの**護摩供（ごまく）**という炎を用いた祈祷が行われ、魂を清らかに天へと送ります。
特に1月に行われる「とんど焼き」では、家庭から持ち込まれた人形やぬいぐるみ、お札などが一斉にお焚き上げされる様子が壮観です。

予約制のため、供養を希望される方は事前に連絡の上、持参することが基本。ぬいぐるみに限らず、写真や故人の愛用品など**「魂がこもっていると思われるもの」**にも柔軟に対応してくれます。

🔹 こんな方におすすめ：本格的な読経や護摩祈祷でしっかりと送り出したい方

【豊中不動尊（とよなかふどうそん）】

年中無休で受付。個別供養にも応じてくれる柔軟な寺院

• 形式： 寺院
• 供養料： 5,000円〜（内容により相談）
• 住所： 豊中市緑丘2丁目14-8
• 電話番号： 06-6854-1692
• 受付時間： 9:00〜17:00

緑丘の住宅街に位置し、地元の人々に長年親しまれている「豊中不動尊」では、年間を通じて人形供養・遺品供養を受け付けています。小さなぬいぐるみ1体から雛人形一式まで幅広く対応し、希望に応じて個別のお焚き上げも可能。

特に「高齢の方でも参拝しやすい」「子どもと一緒に供養ができる」など、家族連れにも配慮した雰囲気が評判です。

🔹 こんな方におすすめ：柔軟な対応で、持ち込みや供養方法について相談したい方

【千里天神】

住宅街にたたずむ癒しの空間で静かな祈りを

• 形式： 神社
• 供養料： 志（お気持ち）
• 住所： 豊中市上新田1-17-1
• 電話番号： 06-6831-5670
• 受付時間： 9:00〜17:15（事前予約制）

「千里中央駅」から徒歩圏内にある小さな神社。こぢんまりとした境内ながら、心のこもった丁寧な対応が地域の方から愛されています。
人形供養については事前予約の上、祝詞（のりと）奏上を伴う本格的な神事も相談可能です。

「人形を大切に扱ってくれて安心」「顔の見える供養ができて心が落ち着く」といった口コミもあり、初めての方でも安心して依頼できます。

🔹 こんな方におすすめ：大規模な場所より、静かで温かい対応を求める方

【服部天神宮（はっとりてんじんぐう）】

「足の神様」としても有名な神社で人形供養

• 形式： 神社
• 供養料： 志（要確認）
• 住所： 豊中市服部元町1-2-17
• 電話番号： 06-6862-5022

古くから「足の神様」として受験生やスポーツ選手に信仰されている服部天神宮。人形やぬいぐるみの供養についても、社務所での受付→後日祈祷→お焚き上げといった流れで丁寧に対応してくれます。

事前に電話で確認しておくことで、スムーズな受付が可能。神道の清らかな空気の中で、感謝の気持ちを伝えられるでしょう。

🔹 こんな方におすすめ：信頼感のある神社で正式な神事を受けたい方

【原田神社（はらだじんじゃ）】

年に一度の「人形感謝祭」が大盛況！

• 形式： 神社
• 供養料： 志または相談
• 住所： 豊中市中桜塚1-2-18
• 電話番号： 06-6852-4733

豊中市の中心部、岡町駅から徒歩圏内にある由緒ある神社。毎年10月には「人形感謝祭」が開催され、多くの市民が人形を持参して感謝を伝えます。

このイベントでは、神職による正式な祝詞奏上、巫女による舞なども行われることがあり、荘厳な雰囲気のなかで人形とのお別れができます。祭り以外の時期も相談すれば受け付けてくれる場合があります。

🔹 こんな方におすすめ：年に一度、イベントとしてしっかりと供養したい方

宅配で人形供養ができる全国対応サービス

【花月堂（全国対応）】

• 供養料：要問合せ
• 住所：東大阪市足代2丁目6-26
• 電話番号：0120-76-7600
• 対応：365日・24時間（宅配受付）

「時間が取れない」「遠方なので持参が難しい」という方には、宅配供養サービスの「花月堂」がおすすめ。ガラスケース付きの人形にも対応しており、全国どこからでも依頼できます。

吹田市で人形供養・遺品供養ができる場所・イベントまとめ

【常光円満寺（じょうこうえんまんじ）】

1300年の歴史と癒しの空間で心を整える供養を

• 形式： 寺院（高野山真言宗）
• 供養料： 要問合せ（内容によって変動）
• 住所： 吹田市元町28-13
• 電話番号： 06-6381-0182
• 受付時間： 9:00〜17:00（完全予約制）

吹田駅から徒歩5分という好立地にある「常光円満寺」は、古くから地域に根ざす名刹。水子供養や厄除けでも有名なお寺で、人形供養・遺品供養にも真心を込めた丁寧な対応が魅力です。

読経とともに一体一体の供養を行うほか、希望に応じて本堂での個別供養にも応じてくれます。静かな境内でゆっくりと向き合う時間は、多くの方にとって「心の整理」の場となっているようです。

🔹 おすすめポイント： 静かな環境、正式な仏式の供養、予約制でゆったりとした時間
🔹 注意点： 完全予約制なので、飛び込み訪問は不可。事前の電話相談が必須です。

【家族葬ひととき】

地域密着で親しまれるイベント型人形供養

• 形式： 会館（イベント形式）
• 供養料： 無料〜（イベントにより異なる）
• 開催地： 吹田市正雀・南吹田・江坂など（開催地は随時変動）
• 問い合わせ： 各店舗または公式Webサイトにて

「家族葬ひととき」は、関西各地で複数の葬祭ホールを展開する企業で、地域貢献活動の一環として年に数回「人形供養祭」を開催しています。

人形やぬいぐるみ、写真や文具なども受付対象になっており、どなたでも参加できる無料イベントとして人気。実際にお焚き上げの様子を見ることができるため、お子さん連れのご家族や、供養に不安を感じている方にも安心です。

🔹 おすすめポイント： 参加しやすい雰囲気、無料または低価格、地域の交流にも◎
🔹 注意点： 日程が不定期のため、公式情報で開催日を要確認。

【千の風 吹田ホール】

人形供養と同時に社会貢献にも参加できる画期的な取り組み

• 形式： 会館（イベント形式）
• 供養料： 一般 1,000円／会員 無料
• 住所： 吹田市岸部中4-2-11
• 電話番号： 0120-997-146

「千の風 吹田ホール」では、地域イベントとして人形供養祭を実施しています。最大の特徴は、良好な状態のぬいぐるみや人形を海外へ寄贈する取り組みを併せて行っていること。

お焚き上げだけでなく、「誰かの手に渡り、再び役立つ」という形での供養を選べることは、エコ意識の高い現代のニーズにもマッチしています。

🔹 おすすめポイント： 社会貢献型の供養、丁寧な説明と会場案内がある
🔹 注意点： ガラスケース付きの人形は不可。持参前に対象可否の確認を！

箕面市・池田市で人形供養ができる寺院・神社・会館

【勝尾寺（かつおうじ｜箕面市）】

勝運の寺で知られる荘厳な空間での供養

• 供養料： 5,000円〜
• 住所： 箕面市粟生間谷2914-1
• 電話番号： 072-721-7010

西国三十三所の札所としても知られる名刹・勝尾寺は、「勝ちダルマ」で有名な勝運祈願の寺院ですが、人形供養も非常に丁寧に行ってくれるお寺です。

豊かな自然に囲まれた境内で、厳かな雰囲気の中、仏式の供養が行われます。人生の節目や別れの時に、勝尾寺の鐘の音とともに感謝を伝える時間は、多くの参拝者にとって**「心に残る供養体験」**となっているようです。

🔹 おすすめポイント： 自然と調和した環境、格式のある仏式供養、観光も兼ねられる
🔹 注意点： 車でのアクセス推奨。境内が広く、徒歩移動が多めです。

【大師寺（だいしじ｜箕面市）】

地元に根ざした安心の相談対応が魅力

• 供養料： 要問合せ
• 住所： 箕面市箕面2丁目14-1
• 電話番号： 072-721-5119

箕面市役所からも近い「大師寺」は、地域に長年親しまれている小さなお寺ですが、「話をよく聞いてくれる」「対応が丁寧」と評判。

人形供養については、ぬいぐるみや雛人形だけでなく、故人の衣類や写真、手紙といった品の相談にも応じてくれます。

🔹 おすすめポイント： 相談のしやすさ、小規模ながらも心ある対応
🔹 注意点： 一部の供養品には受け入れ制限あり。要電話確認。

【加納会館 今宮（箕面市）】

地域の方に親しまれる「人形供養祭」が開催される式場

• 供養料： 一般 1,000円／会員 無料
• 住所： 箕面市今宮（詳細は会館により異なる）
• 内容： 年に数回開催される人形供養イベント

「加納会館」は、大阪北部で展開する葬祭サービスグループ。今宮・箕面・豊中などで順次、人形供養祭を開催しており、会場では簡易的な祈祷の後、すべてのお人形を合同でお焚き上げ。

会員でなくても参加できるケースが多く、気軽に申し込みできるのも魅力です。

🔹 おすすめポイント： 気軽な参加、予約しやすい、リピーターも多いイベント形式
🔹 注意点： 毎回開催地が変わるので事前にチラシ・WEBで確認を！人形供養のベストタイミングは？

よくある質問（Q&A）

Q. ガラスケースのまま持ち込んでもいいですか？

A. 多くの寺院・神社・会館では、ガラスケースやアクリルケースに入ったままの状態では受付できないことがほとんどです。
お焚き上げの際にガラスが爆ぜたり、処分が難しくなったりするため、中身だけを取り出して持参するのが基本ルールとされています。

なお、一部の宅配供養サービスでは梱包の手間を減らすため、ガラスケースごとでも受付可能な場合がありますが、追加料金や特殊処理費がかかることもあるため、申し込み前に確認が必要です。

🔹 ポイント： ガラスケース・金属製スタンド・陶器の台座などは基本的にNG。分別して持ち込むのがマナーです。

Q. 名前がわからない人形でも供養できますか？

A. はい、問題ありません。供養は「その物に込められた想い」を浄化・昇華するものなので、名前や由来がわからない場合でも供養可能です。

中には、譲り受けた古い人形や、誰かが置いていったものを引き取ったケースもあるでしょう。そうした人形でも、「ありがとう」「お疲れさまでした」といった感謝の気持ちを持って供養することが何より大切です。

🔹 補足： 施設によっては、用紙に「供養する理由」や「どんな思い出があるか」などを記入する場合もあります。

Q. 写真・遺品も供養できますか？

A. はい、供養対象として受け付けている寺院・神社も多くあります。
特に以下のようなものは、人形供養と一緒にお願いする方も増えています：

• 故人の写真
• 手紙やアルバム
• 使用していた日用品（眼鏡・時計・衣類など）
• 思い出の品（学生時代の道具、ぬいぐるみ、装飾品など）

ただし、食品・生もの・薬品類は不可とされている場合が多く、燃えにくい素材やプラスチック製品についても事前確認が必要です。施設によっては「遺品供養」として専門に受付しているところもあるため、「人形供養と一緒に遺品も供養できますか？」と事前に問い合わせるとスムーズです。

Q. 供養した後、写真を撮ってもいいですか？

A. お焚き上げの前や、供養台に人形を置いた状態で写真撮影を希望される方もいらっしゃいますが、撮影可否は施設によって異なります。

一部の神社仏閣では、神聖な行為中の撮影を禁止している場合もあるため、必ずスタッフや神職・僧侶の方に確認を取りましょう。

🔹 注意： 他の供養者が写らないよう配慮し、静かに行動することもマナーです。

Q. 供養証明書はもらえますか？

A. 寺院・葬儀会館の中には、希望者に対して「供養証明書」や「お焚き上げ完了報告書」を発行してくれるところもあります。
遠方からの宅配供養を利用する場合や、法人としての処分証明が必要なケースでは、事前に発行可能か確認しておくと安心です。

まとめ｜大切な思い出と向き合う“感謝”の時間を

北摂エリア（豊中市・吹田市・箕面市・池田市・大阪市北部）には、人形やぬいぐるみ、遺品などに込められた想いを大切に扱い、丁寧に供養してくれる寺社や葬儀会館が数多く存在します。

護摩祈祷による本格的な仏式供養、神職による祝詞奏上を伴う神道形式、さらには地域イベントや宅配サービスによる簡易供養まで、現代のライフスタイルに合わせた多様な選択肢が用意されています。

「ただ捨てるのは心苦しいけれど、どうすればいいかわからない」
「遠方で訪問できないけれど、ちゃんと見送ってあげたい」
──そんな迷いや想いに応えてくれる場が、北摂にはあります。

大切なものと向き合い、感謝を込めて手放すことで、自分の心も整理され、新たな気持ちで日常を迎えることができるはずです。

🌸 人形供養は、思い出を手放す“儀式”であり、心を整える時間です。
「ありがとう」の気持ちを込めて、今日という日を“感謝の日”にしませんか？